ホームサッカー部紹介
松本県ケ丘高等学校サッカー部は、大正12年に学校創立と共に、初代校長小松武平先生の発案により、校技として誕生しました。
当時は、蹴球(サッカー)と言う競技すら知らず、ましてボールなど蹴ったこともない大正12年の中学1年生だった第1回生諸兄の活動から始まり、破れたボールを補修して練習しなければならなかった時代や、不幸な戦争で部活動を中断された時代、終戦直後の物資不足でスパイクの調達すら思うようにならなかった時代など、様々な苦難の時期を乗越えて活動を続けてまいりました。
令和6年4月現在、サッカー部は69名で活動しています。(3年生選手21名・マネージャー1名、2年生選手23名、1年生選手23名・マネージャー1名)
昨年度、本校は学校創立・サッカー部創部 100年周年を迎えました。節目の年ではありましたが、私たちの望む結果を上げることが出来ませんでした。
過去には、全国高校サッカー選手権出場(9回)、インターハイ出場(6回)、新人戦優勝(6回)などの輝かしい実績を持つ「縣陵サッカー部」ですが、ここ数年は全国大会から遠ざかっている状況にあります。
リーグ戦はというと、昨年度は、過去2度目の2部リーグのシーズンを優勝で終え、今年度、再び1部リーグで厳しい試合をしております。強豪私立、Jユースチームと同居するこのリーグでは、勝ち点はもちろん、得点を取ることすら簡単ではありませんが、チーム一丸となって闘っています。
本校の校是でもある三大精神、「質実剛健であれ」「大道を闊歩せよ」「弱音を吐くな」、サッカー部の部訓、「出足」「競り合い」「気迫」の言葉は古くから「縣陵魂」として多くのOBOG、選手の心に刻まれています。全国大会出場!そして再びその舞台で赤白縦縞が駆け巡ることができるように、常に前を向き、日々精進していきます。
これからも応援をよろしくお願いいたします。
100m×68mの広さとアップスペースのあるグラウンドを毎日サッカー部専用として使用することが出来ます。またナイター設備も設置され、県内の公私立高校の中でも非常に恵まれております。
2012/07/01